阪神D2・小野がプロ初勝利! 13試合目の先発で6回2安打無失点

 1カ月ぶりに甲子園に帰ってきた阪神。ルーキー小野が大歓声の中心にいた。29日、行われたヤクルト戦で実に13度目の先発でつかんだプロ初勝利。「今年1年、本当にここ(お立ち台)を目標にしてきた。達成できてよかった」。初々しいヒーローインタビューに歓声は一段と大きくなった。

 6回無失点でリリーフ陣につないだが、決して納得のいく内容ではなかった。制球に苦しんで5四球を与え、「リズム良く投げられなかった」。それでも、三回以降はクイックモーションで投げる工夫をして修正。味方の好守にも助けられた。

 投げても投げても白星がつかめない中、「プロは1年通して試合がある。つねに次への準備をしよう」と言い聞かせてきた。ただ、前回22日のヤクルト戦は四回途中に右足がつって降板。この日は今まで以上に名誉挽回に燃えていた。

 先発投手に指名すること13回。金本監督は「偏ったチャンスの与え方をしたかもしれない」とも振り返る。ただ、それも、春季キャンプで直球の威力に惚れ込んだからこそ。初めてウイニングボールを手にした右腕に「やっと勝てたな」と優しく声をかけた。

 すでにシーズンは終盤を迎えているだけに、小野は「次も勝つことを目標に、勝ちが続くように…」と決意を込めた。今後は少しでも白星を増やすことが、我慢強く起用してくれた首脳陣への恩返しになる











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